あなたにとって私もそうでありたい

出来る限り毎日書くって言ったのに、もうくじけそう。

どんな内容でもいいから、書くんだ私。「続けた」っていう事実が自信になることもある。継続は力なりってね。

 

大学の合格発表の季節。いつも苦々しい気持ちになる時期。

前期試験に落ちたことを引きずっているというよりかは、そちらの方はとうに納得がいっているのだけど、年々時間が経つにつれて、周りの人への迷惑をかけてしまったことを実感するから。

 

試験に落ちるのは、そりゃ学力が足りなかっただけなんだけど、事前に期日がわかっている一大事に向けて、自分の弱点を考察し、それをいかに克服し、長所をのばし、万全の体勢で臨むことができるか。知識以外の計画性や忍耐などの、人間力とでもいうべきものが一斉に試されている。

 

何とかなるだろというあてのない自信、それは単に自分の弱点を直視することからの逃避に過ぎなかった、自分の慢心を痛いほど思い知った。

社会的に抹殺されない程度の大きな挫折を味わわせてもらって、私個人としては結果的に成長する機会を与えてもらったのだけど、未熟な私に振り回された親や先生のことを考えると、ああなんて愚かだったんだろうと。

 

後期試験で合格したから良かったもののね。これはもう自分のためというより親や先生のためですよね。喜ぶ顔が見れて心底ほっとしたのを覚えている。

前期試験だめだった人も、気持ちの整理とかつけらんねーよって感じやろけど、それでいいから、前期試験は自分のため、後期試験はお世話になった人のためと思って、最後まで気を抜かずに精一杯取り組んでください。

 

私はこの大学に合格できて良かったとしみじみ思っています。風土、気風、人、学び…すべての出会いがまぶしかった。自分の矮小さを思い知るとともに、世界の大きさと、優しさを実感した。

関西でる気満々やったのに、今はここで腰を据えたいと思っている。人は変わるもんですね。

何も怖くないですよ。自分と向き合うのはちょっと怖いけど、その結果生まれるものが財産になることは変わりないです。今やるべきことをしっかりやりましょう。